ポリフェノールの構造

ポリフェノールは、フェノール性水酸基を沢山分子内に持っている化合物の総称です。

フェノール性水酸基とは、ベンゼン環に代表される芳香族の炭化水素に結合した水酸基の事を指します。よって、ポリフェノールとは、構造も大きさも様々の分子の集まって出来たものです。

必須アミノ酸の一つである、フェニルアラニンから生合成されます。

実際には、さまざまな化学反応を経て、最終的に数千種類とも言われている一群の分子が合成されています。 加えて、さらなる重合反応を経て、構造不明の高分子である柿渋タンニンや、細胞壁を形成するリグニンなどとなります。

植物性の食品には、全てにポリフェノールは含まれており、構造も、含有量も様々です。

お茶のカテキン類、殆どの野菜、果実に存在しているフラボン・フラボノール類、大豆に含まれ、エストロゲン作用を持つイソフラボン類、花や果実の色素であるアントシアニン類、ごぼうなどが褐色に変わる原因であるクロロゲン酸、白ワインのポリフェノール成分であるレスベラトロール、カテキンの重合体であるプロアントシアニジン類、紅茶の赤色色素であるテアフラビン、そして、ワインに含まれるタンニン類などは、全てポリフェノールの仲間です。

ポリフェノールには、本当に沢山の構造の分子があることが、お分かりいただけましたでしょうか??